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2010年1月

オーベルジュ漣の記事

たぶん、今日あたりが発売日だと思うのですが・・・

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12月のあたまに取材をさせていただいた「オーベルジュ漣」の記事が載っていますので、書店で見かけた方はご笑覧いただけると嬉しい
うさぎです。

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カメラマンさんが若い女性だったので、ほかのページと写真のテイストが少し違うかも。
でもあの宿の空気感が伝わってくるいい写真だなーと思います。

ただちょっとショックなのは、開いたらいきなり誤植発見・・
五月女風22
しかもご主人のコメントの一番大切なところ・・五月女風25

○| ̄|_

ちなみにここのほかにも、ニューオープンの宿などの記事を担当させていただいてます。

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東京カレンダー温泉特集

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この雑誌でとりあげられるのはわりとゴージャス系の宿が多いので
前はそれが好きだったのですが・・・

先日の
キラ「三水館」キラ目からウロコが落ちた私ウルウルには
逆に、
心の琴線に触れる宿がなく・・
五月女風17

そんな中、ダンナが
ぐっときたのが

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湊のやど 汀家。


HPを見ると、全室露天風呂付で、和ベッドツイン+和室6帖リビングで

2万5千円・・・

でもねえ、雪月花の経験で
「全室露天風呂付」で低価格って、
なーーーんか罠があるような気がして
ならないんですよねえ・・
五月女風14

とか言いながら、行くと思いますが。

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三水館の二泊目ご飯

あちこちに書き散らかしてすみません、こちらにアップしました。

●今後の予定

来月は箱根の三大オーべルジュのひとつ「千石亭」初投宿!
をもくろんでいたのですが、予約しようとHPを見たら

3月にリニューアルして、
キラキラ個室露天風呂付き部屋キラキラができるそうじゃないですか!

しかもお値段2万3千円・・・五月女風26

箱根でフレンチで個室露天で2万3千円・・・
どこまで続くデフレスパイラル・・・五月女風25

でも行くしかないでしょう!
五月女風14
ということで2月がぽっかりあいちゃったのですが

でも個室露天だったら二泊したいけど、その前に様子見で一泊ってのもいいかな?と思ってます。

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実録!「三水館」二泊三日

ひとことで言うと、

キラ期待以上キラ

でした。

長らく「あせび野」「だいこんの花」に匹敵するほど愛着の持てる宿に会えていなかったのですが、やっと出会えた、という感じです。

ダンナは早くも「3泊したい」とまで言っており、

恒例のダンナの両親ご招待旅行はここで決定。

で、なにがそんなによかったか、ということをこれからお伝えしたいのですが、

いつもと同じように「食事」などカテゴリーに分けてお伝えしても、この二泊三日の幸せな気持ちがうまく伝わらないような気がして・・・

今回はちと読みづらいかとも思いますが、写真を撮った順番に並べて、できるだけ私が感じたこの宿の気持ちよさをそのままお伝えしようかと思います。

ご面倒でしょうが、どーでもいいところは読み飛ばしてください。

では始めます。

●出発

長野新幹線で上田駅。東京駅から乗り込みますが、最近、ダンナは

東京駅発なら「大丸」でお弁当を買う、

という方針にしていて

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私は「点天」の餃子をつまみにビール、

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ダンナは、「柿安」の松坂牛弁当。

以前、私が「帰省土産&駅弁特集」で大丸を取材させてもらった時に

資料として買って帰って試食して以来、超お気に入り)

ひとくち食べるごとにじーーーんとうち震えていて、

「宿に着く前から酒池肉林だよう五月女風26

有頂天のダンナ(しかも使い方まちがってるし)

私は事前情報で、なんとなく肉好きのダンナには物足りないかな、と一抹の危惧を感じてたので、

ま、ここで腹いっぱい肉を食っておくがいいわ五月女風14

と思っていたのです。

後にそんな心配は杞憂だと思い知るのですが・・・

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上田駅下車。

ダンナも私も初めての駅です。

東京の100倍くらい寒いです。五月女風25

その昔、ジャンプ選手の追っかけをやってて北海道と長野のジャンプ台に夜明け前から場所取りをしていた私なので(宿の人に「マジで死ぬから」と必死で止められたなあ・・・)、長野の冬が北海道より格段に寒いことは肌で知っていましたが、もうすっかり忘れてました・・

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駅前のバス停1番からバスに乗ります。

約40分ほどバスに乗るわけですが、しかし普通はその倍くらいかかる路線で

40分で着く路線を走るバスは1日2便。

ということは、チェックインに合うバスは1便だけ。

というかなり不便な場所なわけです・・・

私たちはたまたまちょうどいい時間で来れたのと

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バスが走り始めると、なんと地元ボランティアのガイドさんがいきなり案内を始めてくれて、

(よその観光バスに間違って乗ったのかと思ってあせった。
ダンナは大昔、clubMedでえらいめにあった心の傷が蘇ってびびったそうです)

でもこのガイドさんが素人とはいえすごく話がうまく
しかも途中で温かいおしぼりを配ってくれたり
皮をむいて切ったリンゴとか、飴とかちょっとしたおやつをくばってくれたり、
すごく楽しかったので、行きはあっという間・・・

すごく大変かと思っていたのでちょっと拍子抜け。
このガイドさんが乗るのは週に1回だけだそうで

「ラッキーだったね」
と言うとダンナは

「鹿教湯方面にちょうどチェックインする時間に行くのはこの便だけで
しかも当然、普通の泊り客が集中する土曜日を狙ってガイドを乗車させてるわけだからラッキーでもなんでもなく、向こうの計算どおり」

ほんとにいつも萎えさせ上手だよあんたわっ!

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↑バス停。

ここでダンナが得意げに出したのが、山の等高線みたいなのしかないほんとにわかりづらい地図で具体的にさっぱり役に立たず・・・

幸いにも宿のHPの地図(写真付き)をチェックしていた私が

「橋を渡って左に曲がるんだよ」

と言い、橋を発見しましたが2方向にあり、たまたまあった地元地図を見て左の橋であることを確認。

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凍った道をてくてく歩くダンナ。

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あ、前方に、私たちの先を行く二人連れ発見!

右手に曲がったぞ!

ってことはあそこか??

そういえば、蔵っぽい建物がっ!

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着いた・・

 

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すべらないように、筵みたいなのを敷いてくれています。

グッジョブ!

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今気がついたのですが、この後に遭遇する宿猫のクロが

このとき椅子の上で昼寝していたんですね・・

寒くて早く中に入りたい一心で、ちっとも気がつかなかった・・・

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シンプルな玄関。

いわゆる荷物を運んでくれる出迎えスタッフとかはもちろんいません。

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入り口左にはテラスが。

夏は気持ちいーだろうなーー

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入ると、広い土間みたいな感じの玄関。

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ストーブが勢いよく燃やされていて、
薪が燃えるなんともいえないいい香りと、ストーブ特有の懐かしい熱気私もダンナも雪国育ちを体中で感じます。
もうこの瞬間から、
家に帰ったようなほっとする気持ち・・・

火って偉大ですね。
よく飾りだけの暖炉ってあるけど、本物のストーブはやっぱり違います。

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チェックイン手続きをするダンナ。

スタッフは素朴な感じの若い女性が数人・・・

 

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左手には、ネットでよく写真を見ていたロビーが。

想像してたより格段に開放感があり、美しいです。

さっそくお部屋に案内してもらいました。
正面の階段を上り、2階に7つの客室+蔵を利用した離れが1室あります。
私たちが泊まるのは、階段に一番近い

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「休石」という、和室+ベッドルームのお部屋でした。

事前に確認した料金は1万9千円(安い!)

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お着き菓子は、自家製アップルパイ。

サクサクで軽く歯切れよく、フィリングのリンゴもさわやかで

ひとくちで食べてしまいました。

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入り口を入って左手に大き目のゆったりしたコタツが置かれた和室、

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廊下を挟んで右手がベッドルーム。

シンプルで、直線的なデザインですっきりとまとめられています。

僧院っぽい雰囲気が漂い、なんかすごく落ち着く!

かっこいいけどどこか肩の力が抜けた、こなれてる感じがするからでしょうか・・・

寝具はマットレスじゃなくて、布団っぽい感じ。

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窓際と壁側の両方に椅子と、小さいテーブルが置かれているのですが

これがまた座面が広く座りやすく、絶妙な心地よさ。

そしてデザインが美しい・・・

この寝室、好きです!五月女風

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実用面ですが、和室と寝室をはさんだ廊下にいわゆる水屋があり

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緑茶、紅茶、温泉饅頭などがおいてあります。

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冷蔵庫の中はシンプル。

ビールは大瓶2本のみ。

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その並びにある洗面台。

ダンナ「レトロなんだかモダンなんだかわからん」

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ハンドソープと綿棒、ティッシュとハンドタオルのみ。

アメニティがないことは事前情報で教えていただいてたのでショックなし。

そんなものより、この価格なのに洗面所に手拭用のハンドタオルが2枚用意されていたのに驚きました。

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水屋の流し。三角コーナーもあって、使いやすかったです。

華美じゃないけど、蛇口とか、こだわってますよね。

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洗面所の向かいにあるトイレ。

不満といえば、照明が暗くて本が読みづらかった・・・

って、トイレは本詠むところじゃないんでまったく言いがかりですけど。

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床の間には生花と、絵が。

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今の季節にぴったり。

なんとなく寝室の雰囲気とも合う気がして、ご主人がほんとに好きで飾っている感じがしました。私もこの絵、好きだー。見ていると目が離せなくなりました。

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感動したのがこのタオル掛け。

バスタオルが広げて干せるって、これほど気持ちがいいものかと!五月女風

実際、空気がカラカラに乾いていたので、ここに掛けて置くとお風呂のたびに乾いたタオルで入れて快適でした!

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窓から外の景色はこんな感じ・・・

さらに右手には、離れの蔵の窓が見えます。

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浴衣と羽織、かかとがついていてはきやすいタビックス、

後は歯ブラシ、シャワーキャップ、くらいだったかな・・

必要最小限って感じです。

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段ボールで送っておいた本(私の分)を床の間に置いて。

●お風呂

さっそく浴衣に着替えてお風呂へ。

階段を下りてロビーを抜け、草履に履き替えて外廊下へ。

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なんかちょっと、「だいこんの花」に似てるー

この先にお風呂が2か所あり、夜の8時半で男女入れ替え。

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この日は夜8時半まで奥が女湯、手前が男湯でした。

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奥のお風呂の脱衣所。

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なんたってこの冬一番の寒さという日だったので、ガラスの向こうはすごい湯気です。

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内湯。

浴槽は内湯、露天、各2つあるわけですが、私もダンナも、奥の内湯のここが一番好きかも!

古い木製の湯船で、ふちのところが肌になじんで気持ちいい。

檜の香りのする新しい浴槽より、よく手入れされていれば古いほうが気持ちいいなーーと再認識しました。

お湯は掛け流しではなく循環だと聞きましたが、気になりませんでした。

どぼどぼ勢いよく出ていて気持ちよかったし、ダンナは入るたびに「あっという間に温まるね、ここのお湯は」と驚いていました。

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奥のお風呂の露天風呂。

なんか噴水みたいですが。

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ダンナは「足をかけるところがなくてちょっと落ち着かない」と言ってました。

ま、どっちみち朝になったら戸が凍結してて出ることができなかったので、入れたのは着いた日の午後1回きりでしたが・・・

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シャンプー、リンス、リンスインシャンプーはボトル入りで特にこだわりなし・・

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石鹸もふつーのとボトル入り。

ダンナは特に気にならなかったそうですが、私はいちおう、気に入ってるのを持参しました。

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もちろん、スキンケア用品も持参。事前情報どおり、きれいさっぱり何もありません。

この価格だし、そこは割り切って当然かと。

 

 

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鍵は1個なので、本を持参して、ロビーでダンナを待っていました。

床暖房なのであったかくて、気持ちいいです。

このすきに、周囲をゆっくりと探検。

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オーディオセットの上には、ご主人の好きなアーティスト・井崎政治さんの作品。

館内いたるところに置かれていて、

そのシンプルだけど思索的で温かい表情が、ほんとにこの宿の雰囲気とぴったり合っていて、つくづく見入ってしまいます。

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宿がこの作品で生命を吹き込まれ、

この作品もこの宿を舞台に生命を持った感じ。キラ

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ご主人は雑誌でこの方の家具に出会ったそうですが、本当に幸福な出会いというか融合というか・・・。

 

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家具もひとつひとつ、考え抜いて好きなものを集めた気持ちが伝わってきます。

このスツール、小さくて座りにくそう

と思ったけど、意外に重くて安定がよく、すわり心地がいいんです。

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壁には、陶芸家の作品が。

いくつかは、食事の時に使われていました。

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特に私が気に入ったのが、この青釉のシリーズ。

この手の素材は、染みがつきやすく私の手に余ることはわかっていたのですが

特に手前の深皿があまりにもきれいなので欲しくて欲しくて

滞在中、何度も手に取り、あきらめきれずにチェックアウト直前に買ってしまいました。

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ダンナがお風呂から上がってきました。

プレイヤーのところでCDをチェックしています。

そこへ・・

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キラキラキラクロ登場!キラキラキラ

ネコキチのダンナはもう大喜びでさわりまくり。

そのときはまんざらでもない様子のクロだったのに私がさわると

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急に不機嫌に・・

ええ、私は昔から、どんな動物にも必ず嫌われる女ですとも・・五月女風14

なでまくって気が済んだダンナは部屋へ。

私は残って、館内散策。

4時近くになりましたが、館内には人の気配がありません。

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調理場へ続く廊下手前のドアを開けると・・

 

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個室の食事室。

(この夜の晩御飯は、ここでいただきました)

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後から聞いたのですが、ここは更地だったところに木曾の古い民家を移築したのだとか。

このガラス戸も、なんだか懐かしい感じ。

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奥のダイニングルーム。

夕食用の食器が並べられているのかと思いきや

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作家さんの作品の展示でした。

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どれもシンプルで使いやすそうなものばっかり。

値段も3000円台くらいからあり、手ごろでした。

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テーブルの上に置かれたミカン。

翌日には半分くらいになってた。

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冷たい水がポットに入っていて、自由に飲めます。

 

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間に合わせで適当に置いた感じの不調和なものがひとつもなく

それでいて、こだわりすぎた息苦しさもない。

ほんとに自然に好きなものを集めたらこうなった、

という理想の按配。

なかなかこうはいかないものじゃないかと思うんです。

 

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二階の吹き抜けから下を見下ろしたところ。

部屋に戻って、夕飯までこたつで本を読んでまったりすることにしました。

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こたつから見える窓。緑がきれいです。

この時、読んだ本は以下のとおり。

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国内の作家はほとんど読まないのですが、これは前から気になっていて・・・

「放浪気」をはじめ日本文学の名作の中の「女中」を主人公にして、その作品を新たな目で見てみるという斬新な試みで、期待以上に面白かったです。

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うーーん、表紙の過激さがもっと中身にあるかと期待したんですが・・・。なので流し読み。

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ミステリかと思ったらハードボイルド作品集で、やや期待はずれ。なので流し読み。

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いつもながらこの人のエッセイははずれなし。ガチ読み。

ダンナは読書はかどってるかなーーと思って見ると

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爆睡。

コタツは魔物だのー

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こたつに座って、廊下から見える寝室の景色がとても好きだった。

そうこうしている間に6時になり。

晩御飯

食後は、ロビーに移ってデザートタイム。
プレーヤーからは弦楽器のBGMが流れていてとてもいい雰囲気。
ほかのお客さんたちもくつろいでじっくり話し込んでいる雰囲気。

AVマニアのダンナの薀蓄によると、
このロビーに置かれているプレーヤーはLuxman、
スピーカーはtannoiといってイギリスのメーカーで、弦楽器の音がきれいに聞こえるのだそう。
ということはご主人が弦楽器の音楽が好きなんだろうなーーと推測。

ラインナップを見て、なるほどなあと納得。
そしてこの宿のたたずまいとさっきのお料理とを思い出し

なるほど、クラッシックの弦楽器な感じだなあ(←意味不明)

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部屋に帰るとしっかりターンダウンされていて(この宿泊料なのに!)ビールが補充され、ポットに新しい冷水が入ってました。

夜また本を読むつもりが、おなかいっぱいすぎて寝てしまい、一冊も読めず・・

●滞在二日目

朝、まだ暗いうちにお風呂に行こうとしてドアを開けると、
ロビーに、名物猫・ニャン蔵のシルエットを発見!

「ニャン蔵がいるよ!五月女風26

と叫ぶと、寝てたはずのだんなが
がばっと起きてうれしい

そーーっと下に行こうとしてドアを開けたら
自分の名前を聞きつけたのかニャン蔵がドアの前にいて
すーーっと入ってきた!

驚喜するダンナ。

ウサギとカメな日々Dsc06025

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大なでまくり大会


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「このこのこのこのーー」

とか意味不明な言葉と


「でへへへへへ」

という含み笑いが交互に。


ちょっと怖かった・・

 ●朝風呂

明るくなるのを待って、朝風呂に入りました。

昨日とは逆、手前が女湯になります。

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手前は、内湯が石風呂。

露天が木のお風呂になります。

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ガラス戸が凍っていて、なかなか開きません。

お湯をかけてやっと外に出て

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敷石まで凍っていて、スリリングでした。

ガラス戸を閉めて、入れなくなったら怖いのでちょっと開けたまま入りました。

とにかくこの日も最低気温更新という寒さだったようで

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湯船のすぐ脇の草までもが

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レース模様のように凍り付いてました。

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壁もよーーく見ると

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びっしりと凍っています。

首から上が冷たくて、下がぽかぽかで、火照ると凍りそうなタオルで顔を冷やして、とにかく冬の温泉の醍醐味を味わいつくしました。

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ところでここは、出る時に誰もいなかったら電気を消すシステム。

ちょっとびっくりしましたが、ダンナは

「合理的じゃないか」

「そうやって宿泊料金を抑えているんだから、むしろ立派」

そして、電気が消えて暗いと先客がいないと一目でわかるので

一石二鳥であることに気づきました。

例によって、ロビーでダンナを待つ。

窓際に先客がいたので、勢いよく火が燃えているストーブの前に陣取り、

ーニング蜜柑をいただきながら、読書。

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火を見ているだけでなんでこんな豊かな気分になれるんでしょーー

とうっとりしていたら、遠くからダンナの声が。

「今そこを、クロが走って行ったよ」

ダンナ、間違ってる!五月女風25

その人、よその奥さんだから!五月女風25

●お掃除タイム、

充実の朝食

部屋でビールを飲みながらだらだら本を読んでいるとちょうどお昼くらいに

ドアをノックする音がして、お掃除のおばちゃんが!

あせってビールと本を持ってロビーに移動。

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ビールを飲みながら、本を読んでぼんやり。

ちなみに「女中談」でしびれた中島京子2冊目。
田山花袋の『布団」を奥さんの視点から描いた小説をめぐる話で

前に小林信彦が、「赤シャツ」の視点で見た「坊ちゃん」を書いていたけど
それよりずっと面白い!

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連泊客は私たちだけらしく、ロビーには人影もなく

二階から掃除機の音がする以外は静かです。

ポカポカお日様にあたりながらぼーーっと本のことを考えてると
気持ちよくて、うとうと眠ってしまいそう・・・

すると

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窓の外に、クロを発見!

なんでも、ニャン蔵とどうしても気が合わず

ニャン蔵が高齢になっているため、ストレスを避けるべく、クロはニャン蔵がお気に入りの場所であるロビーに入れないことになっているんだとか。

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でも入りたそう・・・

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じっと中を見てます・・・

見てるだけ。

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どこかさびしげ。

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どーーせどーせショック。

というように見えて胸が痛んだのですが

その後、宿の奥様が登場し、因果を言い含めるように一生懸命説得したら

どっかに行きました・・

掃除が終わって部屋に戻ると・・・

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昨日とちょっと違うアップルパイ。
焼きたてで、さらにサクサク。

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いい天気です。

2時半にお風呂のお掃除も終わると聞いたので、時間になったらさっそく二人でお風呂へ。

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ダースベイダーみたいな釣鐘も凍っていました。

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この時間の渡り廊下は影がきれい。

あがってダンナを例によって待っていると、外を掃き清めているスタッフの姿が。

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部屋のお掃除のおばさまスタッフたちもそうだったんですが、皆さん、本当に朗らかで楽しそうで、お部屋のお掃除が楽しくてしかたがない感じ。

いつもお掃除の時は、なんとなく申し訳ない気持ちになるんですが

この宿が好きで、ここで働けるのが嬉しいんだなーー

という気持ちが伝わってきて、こちらも幸せな気持ちになります。

お部屋に戻り、風呂上りビールのおともに

軽いエッセイを2冊、読了。

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「くいいじ」、抜群に面白かった!

ダンナに特に面白いエピソードを話したり、そこからいろいろしんみり話したりして、

こたつって嫌でも向き合っているから、なんか話をしちゃうのがいいですね。

2本目のビールを飲みながら、なんかミステリを読みたくなって

3冊を拾い読み。

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避暑地の殺人事件の話だから、温泉向けかと思って。

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レース越しに顔を見ると運命が見えるレースリーダーが殺人事件を推理。

でもまた、そのレースリーダーの供述に嘘が潜んでいて・・

という展開が面白そうだと思った。

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11歳の探偵が登場するコージーもの。やっぱり温泉では、こういうミステリが気楽でいいかと思って。

一番面白そうなレジナルド・ヒルの「死は万病を癒す薬」を読み始めると・・

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またしてもダンナが爆睡。

ほんとにあんた、今回ぜんぜん読めてないじゃん!五月女風14

そうこうしているうちに夕闇が迫り

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窓から見える蔵のお部屋に明かりがともり・・

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メールチェックを始めたり、また本を読んだりしていると

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ダンナはこたつが暑くて、とうとうこんな格好に。

ちなみにこの座椅子、ごらんのとおり座布団のすべり止めがついていて、とても具合よかったです。

晩御飯ままた後で。

ここは子供も泊まれるので、泊まり客が自然にロビーに集まるデザートタイムにはこんな光景も・・・。

すごくかわいい子で、ちょっと年上のお兄ちゃんがもう大人で、他の宿泊客に迷惑がかからないようにしっかり妹を抱きかかえていて、かわいかったです。

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その時かかっていた、音楽。

ダンナがコーヒーを飲み終わっても聞き入っていた。

●滞在3日目。

朝食はまた後で。

食事前に最後のお風呂。

9時半のバスに乗るので、出発の準備をすべて整えてから朝食へ。

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天窓から朝日が。

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朝ごはんのテーブルの外には巣箱。

そして湯煙が・・・

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使いこなせるかどうか不安だったけど、思い切って買った。3500円。

会計の時に挨拶に出てくれたご主人にうかがうと

「使う前にまる一日、水に浸してください」

「お料理を盛る30分前にも水に浸して。そうすれば染みることはないと思う」

とアドバイスしてくださいました。

私が買うと言った時の素敵な笑顔で、本当にこの作家さんが好きなんだなーと実感。

ストイックだけど温かい感じが、この宿の印象とぴたりと重なる風貌でした。

おいとましよとしたその時、ダンナのブーツのファスナーがしまったまま壊れて、靴が履けないというトラブルが。

奥様が靴べらをくださったり、心配してくださるわ

ロビーにいる他の方たちもじーーっと注目するわでダンナ必死。

私「ダンナ、がんばって。ロビーの方たちも心配してるよ」(←よく考えたら、私がプレッシャーかけてどうするよ五月女風14

ますますあせるダンナ。

その様子を見て、必死で笑いを抑えている奥様。

やっと靴が履けて外に出ると・・・

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テラスの特等席で居眠りしてるクロ。

私たちがチェックインしたときもここにいたわけです。

お気に入りの席なんですね。

奥様が、見えなくなるまで手をふってくださって、

宿を後にする私たち・・

ダンナが明細を見て

「1万9千円って言ったよね?」

私「料金表にもそう書いてるじゃん」

ダンナ「もっと安い・・・1万8千円になってる」

私「連泊だからかな?それにしても」

ダンナ・私「安い!」

「熱海ふふ」の半分・・でも満足度はこっちが上でした。

宿泊料、どっちがまちがってるんだろう??と・・・。

コストパフォーマンスとしては、「オーベルジュ連」と双璧。

でもダンナはとにかく、猫にやられてしまったようで、

「この値段だったら3泊してもいい」

とやる気満々でした。

 

 

 

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三水館のご飯1泊目

晩御飯朝ご飯 だけ先に、ご飯ブログでアップしました。

全体の旅日記は、今回はいつもと違う書き方にするつもりです。
これから書きます。

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三水館、いってきました!

明日は仕事ないので、明日一気に書きます!
とりあえずごはんブログで写真ぱらぱらっと公開中。

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